本当は単純な森友問題

一年以上もモリカケ問題が続いていて（森友は収束しそうな感じですが）、イライラが我慢できないところまできたので文句を吐き出したいと思います。

もう長い間この問題が扱われているので、国民はもう何が何だか訳がわからなくなっていることでしょう。

TVの報道をぼんやり見ている人は「よくわからないけど何となく安倍さんが疑わしい」ぐらいの認識で、具体的には何が悪いのかも分からず政権へのイメージだけを下げているのではないかと想像します。

森友問題は、もはや枝や葉っぱが増えすぎて幹が見えなくなってしまっています。

なので今回はそもそもの話、根本的な話がしたい。

ことあるごとに「疑惑が深まった」と捨て台詞を吐く野党そしてマスコミ。

まずは疑惑とは何なのかはっきりしろ。

この問題がややこしくなる原因は、第一に「何が悪いから政権を批判したいのか」がわからないことです。

はじめは安倍夫人の政治的関与があるのではないかと言い出し、

それが否定されると忖度があるのではないかと言い出し、

それも反論されると名誉校長になったり軽率な行動を取るのが悪いと論点をころころ変える。

忖度なんてされる方は防ぐこともできないし、軽率な行動を注意したいならツイッターにでも書いとけ。国会でとりあげるような問題じゃない。

ということで森友問題は「圧力があったかどうか」、議論するならこれだけでいいはずです。

圧力というのは当然かける側とかけられる側が存在するわけですが、

たとえば時期が近いので例に出しますが、伊調選手がパワハラを受けた問題。

あの件はパワハラを受けた被害者側（仮）が「パワハラがあった」と告発しました。

それに対して加害者側（仮）堺コーチが「パワハラはなかった」と否認。

両者の言い分が食い違っているので、本当はどうなんだという話になります。

ひるがえって森友は、圧力をかける側は政権、かけられる側は財務省です。

加害者側も被害者側も「圧力はなかった」と言っています。

終了。

ちなみに籠池氏ですら圧力があったなんて言ってないんですね。

ここで例えば財務省が政権を庇っているとしましょう。

これで財務省の現場の職員からのリークがあるとか、夫人からの圧力が土地取引に影響を及ぼした証拠があるなら議論の余地がありますが、そんなものはないわけです。

証人も証拠もない。

根拠がないんです。

あるとすればゲスの勘繰りとか印象ぐらいですね。

なのにマスコミと野党は「圧力はあっただろ」といちゃもんをつけている。

こんなおかしな構図はあるでしょうか？

与党って書いちゃいましたが後ろから撃つ人もいるので「政権」の方がいいですね。

圧力っていうのはね、こういうのを言うんですよ。

野党やマスコミは「私たちは本当のことが知りたいんです」と別に安倍政権を貶めるために森友問題をやっているわけじゃないアピールしてますが、これは簡単に反論できます。

野党から言われて籠池メールを公開しようとしたのに、メールに辻元議員の名前が何度も出てきたので公開をやめさせた。という事実。

本当に真相解明が目的なら、メールに関しても資料として平等に扱うはずだし、野党議員に都合の悪い事実が出てきても報道するはずです。

「野党とマスコミは政権を攻撃するために森友批判を続けている疑惑」が深まりました。